昭和の残像

旅先でふと気になって撮った写真をモノクロに変換すると、不思議と昭和を感じさせてくれるものになることがあります。 そんな写真を簡単な説明とともに載せていきます。

大宇陀陽炎座

 奈良の大宇陀にある、おそらく映画館だったところの廃墟です。

 鈴木清順監督の「陽炎座」を彷彿とさせたので戯れにそう呼びました。

 今は古本屋になっていて、3冊100円という安さで私も2セット買いました。本を買わないと100円入場料を取られるので本を買った方が得ですが、店の人はおらず箱にお金を入れておくシステムです。

 かなり荒れてはいますが、昭和のまなざしが残滓のように感じられる気がしました。

大宇陀陽炎座