昭和の残像

旅先でふと気になって撮った写真をモノクロに変換すると、不思議と昭和を感じさせてくれるものになることがあります。 そんな写真を簡単な説明とともに載せていきます。

古川の姿

 古川にかかる中の橋から一の橋方面に向いて撮った一枚です。

 幼少時に古川橋の近くで育った私にとって、古川は原風景のひとつです。たいていの区間で川岸までビルが建っているので、橋の上からしか水の流れが見えないところがほとんどです。川水の色はどす黒く、場所によっては道路面からかなり深く、子どもの頃はとても恐ろしい感じがしていました。だから、私にとっては絶対的に「昭和」を感じる場所でもあるのです。

中の橋