昭和の残像

旅先でふと気になって撮った写真をモノクロに変換すると、不思議と昭和を感じさせてくれるものになることがあります。 そんな写真を簡単な説明とともに載せていきます。

地に足の着いた住まい

 元麻布のとある小さな通りで撮った一枚です。

 前景の民家と背景の高層ビル(森ビル系ですね)との対比が、アジアのどこかの国の首都にありそうで、日本もアジアであることを痛感します。この辺りを散歩するのが好きなのですが、昭和を感じさせるものは確実に減っています。当たり前ではあるのですが、代わりに建つものがものすごい高層ビルや、明らかに富裕層しか住めないようなマンションや住宅だったりして、同じ時代に生きているのに違う世界の人たちの町になっていることに驚かされます。

元麻布